「ワーホリ?何それ?」「何で安定の道を捨てようとするんだ?」
僕が公務員を辞めてカナダへ行くと決めたとき、99%の大人たちはそう言いました。
親とも仕事を辞めることを巡って、半年間ずっとぶつかり続けました。
上司達も「辞めないでくれ」「辞めずにずっと役所にいなよ」
と一切の応援はなかった。
それでも、僕にはどうしても捨てられない想いがありました。
死ぬまでに本物のオーロラを見たい。
海外で、暮らすように生きてみたい。
それはずっと胸の奥にあった小さな夢で、気づけば
「今しかできないこと」になっていたんです。
「今の悩みを、未来の後悔にはしたくない」
これが、僕の中で一番大きな決め手でした。
ずっと誰かの目ばかりを気にして生きてきたけど、
自分の人生を、自分の意志で選びたい
この記事では、ワーホリに行くべきか悩んだ末に
“行く”を選んだ僕のリアルな思考と、
その後どうなったかを本音でお話しします。
迷った末に出した答え:
それでも僕は“やる”を選んだ
公務員を辞めてワーホリへ。
99%の反対、半年間の親との衝突。
それでも自分の心に正直でいたかった。
”あの時ワーホリに行っていればな…”
なんてことは絶対にいやだ。
僕は大学生4年の卒論を書いている頃、
”もっと勉強しておけばよかった”
”もっと旅をしておけばよかった”
というように、”何かをやらなかったことで後
悔してきた”人でした。
夢だった“オーロラ”と、海外で暮らす人生を叶えたかった
やりたいことを「今」やらなきゃ、きっと
一生後悔すると思った。
僕の祖母は生前「マチュピチュに行きたかっ
たなぁ」とよく口にしていました。
結局祖母のBucket Listは未達のまま、この世
を去りました。
祖母の夢は言ってしまえば”時間とお金と体力
が少しあれば実現できた夢”
そして、ワーホリに行くこともまた”時間とお
金と体力が少しあれば実現できる夢”
そう考えたんです。
祖母も80歳超えてなお、マチュピチュのこと
を口にしていたことを思い出し、僕は人生の
中でその時の夢を一生の後悔にしたくないと
強く思いました。
実際イエローナイフに住み、綺麗なオーロラ
をたくさん見て、-40度という日本ではありえ
ないほどの極寒を経験し、心から「ワーホリ
に来てよかった」と思っています。
未知の土地、未知の仕事、英語環境に飛び込んだ理由
僕がワーキングホリデーで日本を離れ、イエ
ローナイフというカナダの僻地を選んだ理由ーー
それは、自分の成長を感じられる環境に身を
置きたかったからです。
日本で役所勤めをしていたときは、毎日パソ
コンに向かって、決められた仕事を決められ
た手順でこなす日々でした。
部署は毎年ローテーション、顔ぶれも業務も
大きくは変わらず。
「今年もあの作業の季節が来なぁ」と、前年
のマニュアルを引っ張り出して“こなす”だけの
ルーティンワーク。
もちろん安定していたし、感謝もしていま
す。
でも、ふとこう思ってしまったんです。
「このままじゃ、“人としての成長”が止まってしまう気がする。
AIが台頭するこの時代、経済が衰退することが約束されている
”この日本”だけでしか暮らせないのはリスクではないか?」
そして僕は、日本という“慣れきった環境”を抜
け出して、未知の土地・未知の仕事・英語が
飛び交う環境に飛び込むことを決めました。
そこで得たのは、まさに求めていた刺激でした。
英語がネイティブじゃない僕でも、職場の仲
間たちと日々コミュニケーションをとりなが
ら、時に失敗して上司から
“I told you”(さっき言ったやん)と怒られ、時
に笑い合い、リアルな「人間関係の中で生き
る」力を磨いていけたのです。
さらに大きかったのは、異業種・多国籍なバ
ックグラウンドを持つ仲間たちとの出会い。
教職員、寿司職人、営業マン、医療業界、、旅
行業、――そんな彼らと働き、語り合う中
で、その業界特有の面白い話が聞けたり、異
なる考え方価値観に触れ「世界の広さ」と
「自分の小ささ」を実感しました。
“ぬるま湯”から一歩外へ
あの時、ぬるま湯のように居心地のいい環境
から飛び出せたからこそ、自分の意思決定に
対して、自信が持てるようなりました。
人生には時に、“自分の成長曲線を描き直すた
めの決断”が必要なのかもしれません。
もし今、あなたが今の仕事や環境に“物足りな
さ”や“閉塞感”を感じているなら、
外の世界には、あなたの想像を超える学びと
刺激が待っていること、きっと”自分は今生き
ているんだ!”と実感できることを忘れないで
ください。
英語が不安?
だからこそ、本気で準備した
僕は”語学学校に多額のお金を払うのは負けな
気がする”という考えを持っていたので、代わ
りにオンライン英会話サービスNative Camp
を使って渡航までの3ヶ月間、毎日英語を8時
間ほど話し続けました。
また、地元の学校に勤めているALTの先生た
ちとも積極的に遊んだり、映画を英語音声・
英語字幕で視たり、英語に触れる時間をとに
かく増やしまくりました。
その甲斐もあってか、難しい入り組んだ話でなければ受け答えし、英語圏のお客さん相手にも仕事ができるようになりました。
語学力は日本にいながらでも伸ばせます。
お金がないなら、知識と工夫と努力でその穴をカバーしましょう。
仕事から離れて、自分の人生と向き合いたかった
ワーホリは、キャリアを止めることじゃない。
立ち止まって考えるための、大切な時間だった。
やらない後悔より、やって学ぶ覚悟を
「やらなかったらどうなっていたか」より
も、「やってみて何が変わるか」。
それを確かめるために飛び出しました。
もちろん、ワーホリに行くと話したとき、周
りの大人たちは心配そうに言ってきました。
「本当に大丈夫なの?」
「最近ワーホリって仕事が見つからないって
聞いたけど、もしものことがあったらどうす
るの?」と。
でも、よく考えてみてください。
そう言ってくる人たちの多くは、実際にワー
キングホリデーを経験したこともないどころ
か、海外で生活したことがない人たちです。
そして、たとえ彼らの言葉に従ってワーホリ
を諦めたとしても、
その後あなたが後悔しても誰も責任なんて取
ってくれません。
だからこそ、最終的な判断は「自分で」下す
べきなんです。
反対の声にすべて耳を塞ぐ必要はありませ
ん。
大事なのは、あなたの決断を尊重してくれる
人の意見にフォーカスすること。
「背中を押してくれる人」に一歩踏み出す勇
気をもらって、
あなた自身の人生を、自分の手で選び取って
ください。
結論:迷っているなら「行ったほうがいい」
ただし、後悔しないためには“徹底的な準
備”が必須です。
語学力、資金計画、心の準備。
この3つを整えておくだけで、ワーホリ生活の
自由度と楽しさは何倍にも広がります。
僕がこの記事を書きながら思い出したのが、
アニメ『銀魂』のキャラ・阿伏兎(あぶと)
のセリフ。
「人生は選択肢の連続だ。」
人は時間を巻き戻すことができません。
だからこそ、自分が納得できる選択を積み重
ねることが、後悔しない人生に繋がると僕は
思っています。
ワーホリに行くというのは、日本でのキャリ
アを一時的に中断するという選択です。
たしかにリスクに感じるかもしれませんが、
英語力や実務経験、現地での人脈などを得ら
れれば、帰国後の人生において強みになりま
す。
また、ワーホリは一定のお金もかかります。
でも、出発前に情報収集を徹底しておけば、
ムダな出費は大幅にカット可能です。
そのためにも、今のうちから情報を集め、準
備を万全にしておくこと。
不安を減らし、自由を楽しむための最強の武
器は「知識」です。
迷っているなら、まず調べてみる。
その一歩が、あなたの人生を変えるかもしれ
ません。
上のブログでは僕が実際に経験し・徹底的に
リサーチしたワーキングホリデーのお金にま
つわるお役立ち情報を惜しみなく紹介してい
ます。
読んで絶対後悔させないくらい情報を詰め込
んでいます。
ぜひ、浮いたお金でもっといい経験を買っ
て、ワーホリ楽しんじゃってください。
それでは、またっ!!
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