ワーホリ歴×見てきた求人市場をもとに、「英語にちょっと自信がない」「頼れるツテがない」という人でも実践できる仕事探しのポイントをまとめました。短期間でチャンスを増やすための“Tom流”チェックリストです。
最後の最後に仕事探しの裏技を教えますのでぜひ、全文読んでいってください。
1. 最低限の英語力を身につけておく
- ある程度のコミュニケーションをとれるレベルになっておく
- オンライン英会話、ChatGPTとの会話で英語力を鍛えておく
ワーキングホリデーに行く際に一番大きな障壁になるのが「英会話スキル」になりますよね。
僕自身もカナダに渡航する3ヶ月前まで、ほとんど英語を喋ることはできませんでした。
学生の頃英語の勉強は好きだったけど、試験で点を取るのと話すことは別物でした。
実際昨年の3月までは全くと言っていいほど喋れませんでした。
”喋れるようになりたいけど、語学学校にお金を払うのは悔しい!!”という謎のプライドから僕は仕事を辞めてからの3ヶ月間、「毎日5時間以上英語を喋る」を目標に”Native Camp“を使い倒しました。
レッスン受け放題プランが7,000円未満という安い価格で利用でき、日本にいながら好きなタイミングで好きなだけ学習できるのでお勧めです。
多い時は10時間以上英語を話すこともありました。
そのおかげで3ヶ月間で、なんとか英語でコミュニケーションを取れる程度のレベルには成長できました。
また、AIもフラッシュカード作成に多用していました。
ChatGPTなどの音声チャットモードでも対話の練習ができますので、ある程度の英語レベルになったら自分でトピックを考えてAIと会話すると、”瞬間英作文力”と”リスニングスキル”がかなり上がると思います。
AIの音声認識力は凄まじく、適当な相槌や質問を返してくれるのでいい練習になります。
また、「ネイティブがカフェで使うイディオム表現を10個生成して」などのプロンプトを送ると、即座にフレーズを生成してくれるだけでなく語源やニュアンスの説明もしてくれるため、暗記効率が爆上がりします。
ぜひ文明の利器”AI”使ってみて下さい。
2. ハイシーズンを狙って地方の観光地を渡り歩く
- 地方観光地のハイシーズンを狙うべし
- 例:カナディアンロッキー 6〜9月、バンクーバー島4〜9月/イエローナイフ 7〜10月、11〜3月/
- 渡航時期も工夫すると時間を無駄にすることなく、ワーホリを楽しめる
これは今滞在しているバンクーバー島に来てから思いついたアイデアです。
僕は3月に入ってからワーホリが終わる7月までの間の新しい仕事探しを始めました。
正直にいいますと、イエローナイフに留まれば3つ確約されたジョブオファーがありました。
しかし、”新しい場所に行ってみたい!”という好奇心が勝ってしまい、それらを蹴って新天地での職探しを始めました。
息巻いて職探しを始めたはいいものの、どこも面接の前のメールの段階で”3ヶ月しかビザが残っていないのでは、今回の採用は見送らせていただきます”との返事の山が帰ってきました。
諦めかけて、バンクーバー島の案件に申し込んだ結果、とんとん拍子で話が進み申し込んでから3時間程度で仕事が決まりました。
その際にイエローナイフの元同僚も「ワーホリの期限があと3ヶ月しかないのに採用してもらった」と言っていたのを思い出し、人手不足しがちな地方に行けば比較的仕事をゲットしやすいのではないかという考えに辿り着きました。
他の同僚も、4月のバンフ / トフィーノ、5月からのボウエン島などこれからハイシーズンを迎える場所で次々と仕事をゲットしていました。
逆に聞いた話だと、「冬場のトロントは本当に仕事がない」との話を複数聞いたことがあり、飲食関係だと”寿司を握れる”などの技術がない場合、閑散期での仕事ゲットは難しいんじゃないかなー、という話を聞いたことがあります。
語学学校に行く場合も、やはりその辺のシーズンを見極めて渡航時期をきめることで、ワーホリの有限の時間を有意義に過ごせるのではないかなと考えます。
3. 一生懸命働き、愛想良く接する
- 本気で働き、関係各所の知り合いとも仲良くしておくと幸運が舞い込んでくる
私はイエローナイフでツアー会社の仕事をしている時に、3つのホテルからジョブオファー(フロントデスク、ハウスキーピング)を受けました。
というのも、私は自分で言うのもなんですが”一生懸命働き”,”いつも会うホテルスタッフとも積極的にコミュニケーションを取り交流を深めていた”と思っています。
そのため、7月から働き始めて、11月末ごろになると”一緒に働かないかい?”,”今ウチのフロントデスクスタッフ募集しているんだけど、Ind○edからぜひ募集してくれよ”と言われるようになりました。
意識はしていなかったけど、”働いている姿は周りから見られているんだなぁ”と思いました。
また、そう言ったホテル側も”日本語を喋れるフロントデスクスタッフ”を募集しているケースも散見されたので、そう言った場所にアプライしていくのも良い戦略だと思います。
4. 現地人,日本人とのつながり両方を大事にする
- 現地の友達からしか得られない情報、特別待遇もある
- 「せっかく海外だから日本人とは距離を置く」という考えはもったいないです。
- 日本人の知り合いのパートナーがカナダ人→そこからコミュニティや仕事につながることも。
僕はイエローナイフにいる期間に同僚を伝って、現地のさまざな人種の友達ができました。
そう言った知り合いにスノーモービル体験やアイスフィッシングに連れて行ってもらったり、先住民族の儀式に参加させてもらったりと貴重な体験をしてきました。
またバンクーバー島に行った後も、”日本人の又友達が英語圏の人”、”同僚のパートナーがカナダ人”というケースも多々ありました。
人は妙なところで繋がるもので、日本人と積極的に繋がることで英語圏の友達ができたり、英語コミュニティへの参加につながることもあるんだなという新しい気づきを得ました。
中には「夫の職場は人手不足で大変で誰でも良いからきて欲しいって言ってるよ」といった話も聞いったこともあるので、本当に日本人との交流も侮れないなと思いました。
まとめ
- 英語の最低限フレーズを仕込む
- ハイシーズンの観光地を時期で渡り歩く
- 働きぶりを見せ愛想を振り撒く→次の紹介が生まれる循環をつくる
- ローカル&日本人ネットワークを両方活かす
「英語力が不安でも、場所とタイミングを選べば仕事は必ず見つかります」。あなたも自分だけの“ワーホリ銀座”を探して、一歩を踏み出してみてください!
★最後まで見てくださった皆さんへ-目から鱗のジョブアプライ戦略-★
これは僕の同僚が、次の場所で仕事を探す時にやっていた方法です。
それが”Google Mapで自分が行きたい場所周辺の施設(ホテル、飲食店など)のホームページからメールアドレスを取得し片っ端からアプライする”という方法です。
実際この方法で面接に漕ぎ着け、仕事をゲットした同僚を何人か見てきました。
この方法を初めて見た時、やっぱり一般常識の枠に捉われない経験って大事だなって心の底から思いました。
ほんと情報を集めつつ、やったもんがちな世界だなって思います。
情報は強力な武器になるので、友達・コネ・ツテ使えるものはなんでも使っていきましょう。
それは、またっ!!