僕がワーキングホリデー先に イエローナイフ を選んだ5つの理由

―僕がワーホリにイエローナイフを選んだ理由その1の深掘り – 極北の小都市で“仕事・英語・オーロラ”を全部取りにいくまでのリアル

カナダでワーホリ先を探していると、バンクーバーやトロントといった大都市が真っ先に候補に上がります。
そんな中で、人口わずか2万人・北緯 62° の イエローナイフ を選んだのはなぜか?
以下では町の概要を軽く押さえつつ、5つの決定打をまとめます。


イエローナイフってどんな街?【概要】

項目情報メモ
位置カナダ・ノースウエスト準州の州都(オーロラ帯直下)
人口約 20,000 人(先住民+多国籍移民のミックス)
歴史1930 年代の金鉱発見で発展/現在は政府機関と観光が主産業
気候夏:最高 20 ℃前後・白夜/冬:最低 −40 ℃も 年較差 70 ℃
町並み高層ビル数棟+ウッドキャビンの旧市街。「歩いて 15 分」
で郊外のベットタウン”Niven Lake”へ

イエローナイフは本当に小さい街でダウンタウンに家が見つかれば徒歩圏内で買い物・外食・ジム等も完結してしまうほど小さな街です。
グレートスレイブレイクをはじめとする湖、やキャメロン滝などの自然も豊かで、人々もみんな優しいし寒いのが苦手でなければ居住地として良い選択になるのではないかと思っています。
しかし、アップタウン(ダウンタウンから徒歩約40分のところにCOOP(肉や野菜が一番安い店)があったり、遠くにドライブして、バッファローウォッチング、キャメロン滝ハイキングに行けたりするので、ワーホリで長期滞在を考えているなら中古の安い車を買って、帰る前に売って帰るのも一つの選択肢かなと考えています。
またバンクーバーやトロントのような都会感は全くと言って良いほど無く、遊ぶ場所も少ないのでお金は比較的溜まりやすいと個人的に思います。


1. オーロラを“特別イベント”ではなく“日常”にしたかった

  • 年間観測日数 240 日超、晴天率も高く「世界最高クラス」の観測環境。
  • 夏は 23 時以降、冬は夜 8 時から明け方 4:30 ごろまで見られることも。
  • 夏:湖面リフレクション/冬:雪原リフレクション—季節で表情が激変。

正直に言いますと
オーロラが見たい!

→イエローナイフに行けばオーロラが見えるはず!

→よし、イエローナイフに行こう!!

というかなり安直な考えの下にイエローナイフを目的地に設定しました。(後先考えなさいよ、特に後の方)

冬にしかオーロラがはみ寝ないと思っており、冬にイエローナイフに行こうと思っていたら夏もオーロラツアー会社の募集があったので飛びついたって感じでしたね。(意外と夏もオーロラ見えるんですよ!!)

夏に緑の大地に映えるオーロラ、冬の雪に映えるオーロラの両方を見たかったというのと、写真で見るようなオーロラ爆発を見るためには思考回数を稼ぐ必要がある=住むのが一番遭遇確率を上げられる!!
と思ったのが、イエローナイフをワーホリ先に決めた一番大きな理由でした。

豆知識:ごく稀に夜行便の機内からイエローナイフ上空のオーロラを見られることもあります。
オーロラが出現している時は機内アナウンスがあるので安心です。
イエローナイフに来る時は窓側の席を取ることをお勧めします。


2. 渡航前に仕事を確定できた安心感

  • 日本在住時にオーロラツアー会社のサマーシーズン採用が決定。
  • 到着翌週からフルタイム勤務 かつ住居は会社が提供
  • 収入の心配なくスタートダッシュでき、ビザ申請や航空券手配も逆算しやすかった。

僕は結構心配性な性格なので、渡航後の”仕事探し”という大きなタスクを可能であれば潰しておきたかったんですよね。
そのため、4月ごろからネットで仕事を調べ始め、無事イエローナイフでのツアー会社の仕事をゲットし、安心して渡航することができました。
大体カナダの掲示板ではJPカナダ、もしくはe-Mapleが主流なので、僕と同じように仕事探しが心配であれば同じ手段を取ってみるのもありかもですね!

そして、到着してから間もなくツアー会社での勤務が始まりました。
家に関しては、会社からのスッタフアコモデーションの提供があり物件探しには苦労しませんでした。
同業他社の友達に聞いた感じだと住宅に関しては、他のツアー会社も同様に物件が準備されているといった感じでした。
※普通に物件を探すよりかは良心的な値段で提供されていました


3. 英語漬けを期待したら日本人だらけ!? それでも話せる量は確保

  • 同僚の半分以上が日本人でギャップを感じたが
  • 社内チャットは英語ルール → 日常業務で読む&書く必須。
  • ゲストの 1~2割が英語圏の旅行客 → 接客は英語オンリー。

オーロラの次は、英語を伸ばすことを目的にしていたので”僻地に行けば日本人はそんないないでしょー。”と思っていざ蓋を開けてみると、なんと職場の半分以上が日本人といったメンバー構成でした。
”なんか思ってたのと違う!!”ってなりましたが、自分の英語力にまだ100%の自信を持てていない僕にとっては、職場で適度に英語を練習しつつ、自分でカフェやジムに行って友達を作ってアウトプットを行うといった形で、ゆるくストイックに英語学習を継続できる良い環境だったと思っています。
特にリタイア世代の人々は朝早くから昼までジムにいる人が多かったので、運動がてら友達作りにジムに行くのも良い選択だと思います。

同僚は日本以外は韓国、台湾、カナダ、インド出身といった感じでした。
基本的にグループチャットでは英語オンリーなので、リーディングと瞬間英作文能力,自分の使える英語表現の数はかなり伸びました。
また、かなりポジション依存になってしまうのですが、英語圏のゲストのオフィスでの案内,空港送迎,ツアーをするツアーをする際はもちろん英語なので、かなり良い英語のアウトプットの機会になると個人的に考えています。


4. −40 ℃の極寒生活を味わいたかった

  • 冬:日中でも −10 ℃以下、夜間は −30 ℃〜 −40 ℃。
  • 通勤装備はダウンパーカ+オーバーパンツ+ブーツ。
  • 凍った湖上を歩いてオーロラ鑑賞する非日常が当たり前に。

僕のイメージでは”オーロラは極寒の地で見ることができるもの=極寒の下で綺麗なオーロラを見たい!という願望がありました。
そのため、せっかくカナダに行くなら極寒を味わえる場所にしたいと思ったのも、イエローナイフを選んだ理由の一つです。
実際冬にはすべての湖が凍り、”Detta Ice Road”を始め広大な面積の道路を成形します。
湖表面から3.5〜4.0フィートの厚みで氷が張り、人や大型トラックが通行できるほどのものになります。
アウトドア好きの僕からしたら、この体験がたまらなく魅力的に思えていたんですよね。


5. ニッチな土地での職探し-競争を避ける-

  • 大都市より求人競争がゆるく、“やりたい”と手を挙げれば即チャンス
  • 小さなコミュニティなので人との距離が近く、顔を覚えてもらいやすい → 人脈構築もスピーディ。

私は場所選びに際し、「もし海外の人が日本でワーホリをするなら?」と、考えてみました。
大都市は求人が多くても競争も激しく、日本語が拙い外国人は埋もれがちです。
対して人口1万人未満の地方は人手不足が深刻で、外国人=貴重な戦力。
顔を覚えてもらいやすく「うちで働かない?」「 家賃も割り引くよ」といったオファーが自然に舞い込みます。
私自身、イエローナイフ着前に仕事が決まりましたが、もし希望の会社に入れなくても別の僻地へ行けば必ず仕事は見つかると確信していました。
実際、イエローナイフおよび今滞在している町でも複数の誘いを受けています。
地方では競合が少ないぶん就職のハードルが低く、生活基盤や友人づくりもスピーディ。
言葉に不安があっても挑戦しやすい――
田舎を選ぶ方が、楽でしかも面白いと感じています。

まとめ|イエローナイフは“全部盛り”を狙う人にこそ最適

  1. オーロラ・極寒体験—北極圏フルコースが日常になる街。
  2. 渡航前内定で安心スタート、英語量も確保できる“働きやすさ”。
  3. ニッチな環境ゆえの競争回避で仕事も友達作りも簡単。

次回は『イエローナイフでオーロラを100%楽しむ完全ガイド』を公開予定! 季節別のベスト無料スポット、撮影・防寒のコツまでまとめます。
それでは、またっ!

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