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この記事を読めば
①ネイティブがどうやって英単語を記憶しているのか
②どうやったら効率英単語を覚えられるのか
これらの問題を解決できます。
英単語って、「スペルと意味の丸覚え」の作業としている限り、一生しんどいです。
逆に、漢字みたいに「パーツの意味」や「ニュアンス」「自分のイメージ」とセットで覚えると、
驚くほどスッと定着するし、知らない単語ですらなんとなく意味がわかるようになってきます。
そして現代はインターネットを超えて、AIが台頭する時代。
現代のテクノロジー活かして、従来よりも効率的に単語を覚える方法をご紹介します。
僕自身の失敗談もまじえつつ、ガチでわかりやすくお話しします。
「もう単語暗記で消耗するのはやめたい」と思った人だけ、続きを読んでください。
英単語は「漢字」と同じ。スペルにも意味がある
日本語の漢字って、
へんやつくりを見るだけで、なんとなく意味を想像できますよね。
たとえば、
「氵」がついていたら、水や液体に
「木」がついていたら、植物に関係ありそう
こんな感覚です。
英単語も、実はこれとかなり似ています。
- re-(再び)
- con-(一緒に・ともに)
- -able(〜できる)
- -tion(もの・状態=名詞になる何か)
このように、英単語もパーツごとに意味を持っています。
これを知っているだけで、
「完全に初見の単語」に出会ったときの考え方が、ガラッと変わります。
語源を知ると、英単語は“記号”じゃなくなる
意味だけを丸暗記していると、
英単語はどうしても「ただの文字列」になりがちです。
でも、
「この単語は、こういうパーツでできている」
と分かると、単語が意味のある構造物になります。
ちなみに、語源を学ぶならこの本がかなりおすすめです。
^ この本はイラスト多めでしかも可愛いので、視覚的に楽しみながら語源を理解できます。
「勉強感」が薄いのも、続けやすいポイントです。
スペルの意味を知ると、単語は“推測できる”ようになる
ネイティブの友達と話していて、よく言われるのが
「知らない単語でも、スペル見たらなんとなく意味はわかるよ」
これ、才能でもセンスでもありません。
彼らも僕ら日本人が漢字でなんとなくの意味を理解するのと同じように、
スペルから“ざっくりとした意味”を拾っているだけです。
推論能力が育ってくると、すべてを正確に知らなくても、
「だいたい、こういう意味の話だな」
と推測できるようになります。
完璧じゃないけど、会話や文章理解には十分。
この”80点理解”ができるようになると、英語理解が一気に楽になります。
複数のメディアで英単語に触れる
皆さんもお察しのように、英単語は単語帳からはなかなか暗記できません。
おすすめなのは、複数の感覚を使うことです。
- 単語帳(文字)
- Netflix / YouTube(映像+音)
- Podcast(音)
- 実際の英会話(口を動かす=運動)
同じ単語を、違う形で何度も見る・聞く・使う。
これだけで、脳のさまざまな回路が刺激され、長期記憶に関わるルートが複数作られます。
一つの道で思い出せなくても、別の道から思い出せる。
これが「忘れにくい状態」です。
おすすめの教材・メディア
Netflix
おすすめ作品:Stranger Things
ストーリーがとにかく面白いので、
多少言葉が難しくても、無限に英語を聞き続けられます。
Podcast
Hapa英会話(かなりおすすめ)
スクリプトページ←このページで字幕を見れます。
この人はゆっくり英語を話すので、とても聞き取りやすいです。
スクリプトも充実しているので、初学者におすすめです。
YouTube
おすすめ:タロサックさん
学習用として非常に完成度が高いです。
思い出せない単語は、すぐ調べない方がいい
これはかなり大事なポイントです。
単語が出てこなかったとき、
即スマホで調べるのはNG。
まずは、10秒だけでいいので、
本気で思い出そうとしてみてください。
- 思い出せた
→ 記憶回路が一気に強化される - 思い出せなかった
→ 「悔しい」という感情がくっついて、記憶を促進する
どちらに転んでも、記憶にはプラスです。
一番もったいないのは、
脳死で調べて「ふーん」で終わること。
僕も、DeepLで調べては忘れる、を何度も繰り返してきました。
ただ調べるだけでは、何回やっても覚えられません。
記憶を引っ張り出す作業をし、必死に脳に汗をかいて、しっかり焼き付けましょう。
インプット : アウトプット 比率は 3 : 7
英単語は、覚えた瞬間がゴールではありません。
記憶して実際に使った瞬間がスタートです。
これは僕だけの意見ではなく、第二・第三言語学習者の友達全員が言うのですが
「単語帳を見ているだけじゃ、実際に使えるようににならないよ」
「その単語を”使う”練習をしないと、”本当の意味で”身につかない」
と何度も言われてきました。
僕の単語一辺倒に見かねたとあるネイティブ友に、
「今君がするべきことは、単語帳の暗記じゃない。
実生活の中でネイティブが使う英語を聞き取る練習をし、使える単語・フレーズを増やすこと」
と言われたほどでした。
Duo3.0を5週以上して、それなりに覚えている単語もなかなかに増えていましたが、
ぜんぜんアウトプットを意識していませんでした。
でも、実際は覚えていなかった
ところが、いざ英会話になるとDuoで5回以上見ている
・吐く : Throw up
・臆病者 : Coward
と言う単語でさえ、「自分が5回以上見たことがある」と言うことすら記憶になく
”あぁ、そう言うふうに言うんだね!教えてくれてありがとう”
という反応をし、後日Duoを見返して、
”嘘つけーい!!何回も見たことある単語じゃん!”
と、泣きたくなるような経験何回もしたことがあります。
ここで言いたいのは”一度記憶した単語はどんな形でもいいから使ってみてください”ということです
できれば、その日に覚えた記憶は実践の英会話で使ったほうがいいです。
なぜなら
”自分が暗記した単語を引き出すときにさらに記憶に定着し”
”自分が使ったその表現が相手に伝わるかどうかのフィードバックがすぐに来るから”です。
いつでもどこでも使える、ネイティブキャンプのような
オンライン英会話がアウトプットにはうってつけです。
もし、その使い方が適切でなかったなら先生から
「Huh?」「Can you say again?」
のような反応が返ってくるため、すぐに自分の間違いに気づけます。
インプット→アウトプット→フィードバック→インプット
このながれが一番効果があります。
英語だけではなく、他の勉強・副業など全てにおいて、
小さく始める→アウトプット→ミス→修正→もう一回アウトプット
このサイクルが一番最強です。
ネイティブキャンプなら、1日あたり220円の投資で無制限に好きなタイミングでアウトプットができます。
1日1杯のコンビニコーヒーを数ヶ月我慢して、一生使える英語力を手に入れてみませんか?
ミスは最高の記憶装置
大前提、僕らは英語ネイティブではありません。
文法が多少ぐちゃぐちゃでもいい。
意味が通じれば、それで十分です。
そもそも、英会話に挑戦している時点で、
みなさんは他の9割の日本人より、勇気があります。
それだけで、十分すごいんです。
だから、思い切ってミスをしましょう。
一瞬の恥と引き換えに、一生英語が話せなくなる方が100倍不便です。
日本語を勉強している海外の友達を見ていると、彼ら彼女らはミスをまったく恐れていません。
むしろ自ら笑いのネタになる勢いでどんどん挑戦して、ミスしまくっています。
最近の事故レベルの例だと
- 飲み放題 ”Nomihoudai”→ 舐め放題”Nameohudai”
- めんこ”Menko” → ◯◯◯(自主規制)
※英語風に発音したら、まぁそうなるのは分かる
みたいなみんなが笑ってしまうような間違いをしても、
一時の恥と引き換えに、一生忘れない単語力を手に入れています。
ミスを恐れる必要はありません。どんどん挑戦しましょう。
思いついた単語を逃さない癖をつける
散歩中、会話中、仕事中、ふと「アレって英語で何て表現するんだ?」と頭に浮かぶことがあります。
これ、めちゃくちゃ大事です。
その瞬間にメモしないと、99%忘れます。
スマホのメモでも、紙のメモでもなんでもOKです。
「浮かんだら即キャッチ」
この積み重ねが、自分専用の最強の単語帳になります。

僕はいつもポケットに入るA7サイズのノートとボールペンを使っています。
このダブルリングのノートは不要になったところを切り離せるから本当におすすめです。
スマホじゃなくて紙にするのは、映画やドラマを見ている時とかにサッとメモを取れるから。
スマホだと最低でも
電源をつける→ロックを解除数する→入力する
の手数が必要になりますが、ノートを開きっぱなしにておく場合
ペンを取る→メモを取る
だけで作業が完結するため、英会話の端々の「?」を素早くキャチすることができます。
ChatGPT×ANKIで忘却曲線を味方につける
最後に、効率を最大化する方法です。
僕はいつもノートにメモをとった単語をChatGPTで、
- 単語の語源
- ニュアンス
- 自分の生活に合った例文
についての説明してもらい、それをANKIに入れます。
ここで1つ例をご紹介します。
ある日僕は”牧歌的”の単語を調べるために、ChatGPTに相談して以下のように出力してもらいました。
牧歌的 : Pastoral
t’s such a pastoral and laid-back place.
牧歌的でのんびりした場所だね。
🧠 解説(Anki用)
- pastoral(形容詞)
=「牧歌的な、田園風の」
田舎の風景や、羊や牛がいる穏やかな農村のイメージを伴う。
文学的で少しフォーマルな響き。 - laid-back(形容詞)
=「のんびりした、リラックスした」
カジュアルで会話的。人や場所の雰囲気に対してよく使う。
✅ 別の言い回し(ニュアンス違い)
- It’s such a bucolic and peaceful place.
牧歌的で静かな場所だね。(bucolic = pastoral より詩的) - This place feels so rural and relaxing.
田舎っぽくてリラックスできる場所だね。(もっと日常的) - It’s got a really countryside vibe—so calm and easygoing.
すごく田舎の雰囲気で、落ち着いてのんびりできる。
こんな感じで、
①意味解説
②ニュアンスの解説
③例文生成
④類似表現の解説
までやってくれるんですよ?
すごくないですか?
そして、これをANKIのフラッシュカードに入れて、自分の忘却曲線に沿って暗記するだけ。
この仕組みを使わない理由がありません。
まとめ:英単語は「詰め込むもの」ではない
英単語は、暗記能力に頼って覚えるものじゃありません。
脳みそに定着させるやり方を知っているかどうか。
そして、小さくても続けたかどうか。
今、英語が出てこなくて当たり前です。
日本語だって今まで使って、数十年たって今の語彙力に達していますよね?
数ヶ月、1年程度練習してペラペラに喋れなくて当たり前です。
それでも”苦しい思いをしている” “悩んでいる”のは
ちゃんと自分の人生に挑戦している証拠です。
今日覚えた単語が、すぐに口から出なくても大丈夫。
一度で使えなくても、何度も間違えていい。
その積み重ねが、ある日ふと「前より話せてるかも」という瞬間を連れてきます。
あなたが諦めない限り、必ず伸びます
まずは今日、一つだけ単語を使ってみる。
それが、「英語を話せる自分」への、確実な一歩です。
あなたは、もうスタートラインには立っています。
下のネイティブキャンプからぜひ1週間無料のアウトプット体験をしてみてください。
これからも皆さんの英語学習に役立つコンテンツを配信しています。
次回もお楽しみに。それでは、またっ!
