独学3ヶ月で「仕事で使える英語力」を身につけた話

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目次

  1. 序章:英語を3ヶ月で“マスター”は無理。でも「仕事で使える基礎」は作れる
  2. 反省編:やりすぎ課金で遠回りした
  3. やってみたこと編
  4. 1. ネイティブキャンプでしゃべり倒す
  5. 2. Netflixでネイティブの英語に耳を慣らす
  6. 3. ウォーキングしながらPodcastを聴きまくる(Hapa英会話)
  7. 4. DUO3.0を周回しまくった(でも正直ここは失敗だった)
  8. 5. シャドテン(シャドーイング)に挑戦してみたけど、初学者には正直キツい
  9. 6. ANKI×ChatGPTで“自分が言いたいこと”を増やす
  10. 7. 日本にいるネイティブに会いに行く-お金の前に勇気を出そう-

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序章:英語を3ヶ月で“マスター”は無理。
でも「仕事で使える基礎」は作れる

僕は2024年3月で仕事を辞めて、同年7月からカナダワーホリに行きました。

辞めるまで英会話は未経験。

強いて言えば、大学受験で少し頑張った程度の語学力。

それなのに、語学学校なしの状態で、現地の人と一緒に仕事ができるくらいまで英語力を伸ばせました。

この話をすると、だいたいこう聞かれます。

「学校なしですごくね?天才じゃない?」

違います。

むしろ逆で、遠回りもしました。

無駄課金もたくさんしました。

普通にメンブレするレベルで凹むこともありました。

ネイティブレベルで流暢になるのは無理ですか、
“仕事でコミュニケーションが取れるレベルの英語”
を身に付ける事は3ヶ月で可能です。

この記事では、僕が実際にやったことと知りたかったことを、一切盛らずに全部書きます。


反省編:やりすぎ課金で遠回りした

英会話学習を始めたとき、正直「何が正解かわからない」状態でした。
なので実験も兼ねて、いろんなサブスクと参考書を買い漁りました。

  • Native Camp
  • シャドテン
  • SPEAK
  • DMM英会話
  • Duolingo
  • 単語帳3冊
  • TOEIC参考書2冊(未だ未使用)
    …etc

いや、改めて考えたら、ほんとにお前は一体いくら使ったんだ、ってくらい課金してますね。

で、結論。

初心者はこれだけでいいです。

  • Native Camp(とにかくしゃべる)
  • DUO3.0(ただし“使い方”注意。後述)
  • Netflix(野生の英語で耳を慣らす)

教材を増やすと「やってる感」は出るけど、伸びが鈍る。
そして毎日の勉強が「やっつけ仕事」みたいになり、やらされ感が出るようになります。
だから手を広げすぎないことは重要です。


やってみたこと編

1. ネイティブキャンプでしゃべり倒す

オンライン英会話、初心者にとっては最強です。
しかも、Native Campは月額制で使いたい放題です。
だから僕は4月から7月までの3ヶ月間、毎日8時間以上英語を喋り倒していました。

オンライン英会話は家にいながらPC 1つでいつでも会話ができるため、とっても便利です。

ただし、落とし穴があります。

オンライン英会話のチューターって、
どう話せば日本人に英語が伝わるか」を理解しています。
さらに、その人に合わせて言葉やスピードも調節してくれます。

つまり

チューターはめっちゃ手加減して会話してます。

僕は学習を始めて2ヶ月目の頃には、ネイティブキャンプのネイティブ講師と議論や雑談もできるようになっており
「英語、チョレー」と自信満々でカナダに渡りました。

そして現地で、野生のネイティブが何を言ってるか全く理解できず、
普通にボコボコに打ちのめされました。

だから、これだけは最初からやってください。

初心者の段階で、講師に「自然なスピードと言い回しで喋ってほしい」とお願いする

優しい英語に慣れるのも大事。
でも、現地の人々はあなたの事情なんて知りません。普通のスピード・表現で話しかけてきます。

だから最初から標準スピードで学ぶのが、最速の学習法ではないかと考えています。


2. Netflixでネイティブの英語に耳を慣らす

映像作品で耳を慣らすの、本当におすすめです。
理由はシンプルで、飽きずに楽しみながら勉強できるから

そして可能なら、いきなり

  • 英語音声
  • 英語字幕

で観るのをおすすめします。

日本語字幕って、「意味はわかるけど、正確な翻訳ではないよね」みたいなものがかなりある。
そのズレに慣れると、むしろ伸びにくいです。

あと、できればアニメは避けた方がいいと思ってます。面白いけど実用的じゃない。
あなたはNARUTOの大蛇丸や、アナ雪のオラフみたいな話し方をする日本人に会ったことありますか?
多分ないですよね(笑)

僕は巷で人気の「FRIENDS」が全然刺さらなくて、最初からStranger ThingsやManifestに手を出しました。
ところどころ意味わからん単語が出てくる。けど面白いから続けられる。

大丈夫。2〜3周していくうちに、だんだん何を言ってるか理解できるようになっていきますよ。


3. ウォーキングしながらPodcastを聴きまくる(Hapa英会話)

当時の無職の僕は、早朝から時間が十分にありました。
なので毎朝1時間、散歩しながら Hapa英会話のPodcast を流し聞きしてました。

選んだ理由は

  • 英語×日本語のバイリンガルで説明がうまい
  • スピードがゆっくり
  • スクリプトが付いてる

からです。

  • 1周目:散歩しながら流し聞き
  • 2周目:家でスクリプト確認
  • そのままシャドーイング

僕はこういう風に1つのエピソードを、何回も聞いて、難易度を分けながら学習しました。
全部から無料でできるんですよ?
凄くないですか?


4. DUO3.0を周回しまくった
(でも正直ここは失敗だった)

最初に言っておきます。
僕のDUO3.0周回は、正直失敗でした。

YouTubeとかで「英単語爆速回し」みたいな動画あるけど、僕はナンセンス派です。

理由はシンプルで、

実際にその単語や表現を使う/聞き取る場面に出くわさない限り、使える知識にならない

これを身を持って実感しました。

僕はDUO3.0を最低でも5周してカナダに行きました。
それでも現場では、何回も見たはずの表現でさえ
「あ、そういう言い回しをここで使うんだ。知らなかったー(フムフム)」ってなる。

で、後日単語帳を見返すと

「いや、これ何回も見たことあるー!」
がザラに起きます。

決定打は、日本語ペラペラのアメリカ人の友達の一言。

「テストで使う脳の部分と、会話をするときに使う脳の部分は違う。
だから単語を詰め込んでTOEICやIELTSができるからって、実際にその音を聞いて瞬時に何を言ったか理解できたり、パッと話せるとは限らないでしょ?」

その日を境に、英単語だけでボキャブラリーを増やすのをやめました。

体感的に1番覚えやすいパターンは

  • 「わー、これなんて言うんだっけ」と言うシーンに出くわしてギリギリのところで、思い出した時
  • もしくは、シンプルに間違えて指摘されて
    「くっそー」と心の中で思ったときです

やっぱり”悔しい”と言う感じを結びつけて覚えると覚えやすいかなぁと体感的に思っています


5. シャドテン(シャドーイング)に挑戦してみたけど、初学者には正直キツい

結論から言うと、シャドテンは中級〜中上級くらいの英語力になってから試すなら、めちゃくちゃ良いサービスだと思います。
でも、初学者がいきなり手を出すと「コスパ悪い勉強」になりやすい
僕はそう感じました。

理由はシンプルで、学習負荷が高すぎるからです。

シャドーイングは
①音声を聞く→②その音聞き取って、瞬時に真似して発音する
という勉強法なのですが、学習初期の僕みたいに「英語力ほぼゼロ」から始まっている状態で、

  • ネイティブ音声を聞く
  • 字幕なしで追う
  • それを同じスピードで口に出して真似する

これ、負荷がエグすぎるんですよね。

少なくとも僕には無理でした。

何が起きたかというと、
「内容を理解する」じゃなくて、ただ ナレーターの音を必死にコピーする作業になる。

  • 何を言ってるかは分からない
  • 意味を理解する余裕がない
  • なのに口だけ追いかける
  • 結果、終わった後に達成感だけ残る

これ、初学者あるあるだと思います。

しかも、シャドテンは普通に値段が高い
高いと、続けづらいんですよね。
英語学習って、才能よりも「継続」が勝つ世界なので、続けられない設計は初心者にとって致命傷になります。

それに僕の周りにも、ぶっちゃけ シャドーイングにお金を使わなくても英語が話せるようになってる人は山ほどいる

だから僕の結論はこうです。

シャドテンを否定したいわけではなくて
「初心者の最初の一手」にはならない。
まずはもっと“意味が分かる英語”で、口と耳を慣らした方が早い。

僕はそう思っています。


6. ANKI×ChatGPTで“自分が言いたいこと”を増やす

ここが僕にとって一番デカかったです。

やり方はこれ。

  1. 日本語で「自分が言いたい文章」を作る
  2. それをChatGPTに投げる
  3. 自然な英語+ニュアンス+類似表現を出してもらう
  4. ANKIに入れる
  5. 覚えたら、その日のうちに絶対使う
  6. 相手の反応を見る(これが最強のフィードバック)

これをやると、ボキャブラリーが爆増します。

そしてアウトプットが最重要。
覚えたらその日のうちに使う。
相手に今の使い方が合っていたかどうかを聞く。
これをセットにしてください。

僕の体感では、
1回使って間違えて、もう1回使ってようやく定着するくらいのペースです。


7. 日本にいるネイティブに会いに行く-お金の前に勇気を出そう-

僕は、身近にいるネイティブと友達になって、そのコミュニティに入り、
日本にいながら英語環境に浸るということもやりました。

僕はド田舎出身なんですが
自分の町に2人、両隣の街に各3人以上、ALT(ネイティブの英語アシスタント)が常駐していました。

そのうち2人と仲良くなって、そこから芋づる式に友達が増えていって、みんなでBBQもやったりしました。
(こういう「英語を使う場が自然に増える」状態を作れたのが、個人的にはかなり大きかったです)

7.1ALTが“英語の練習相手として優秀”だと思う理由

僕個人としては、ALTとして日本に来ている人たちは、英語の練習相手としてめちゃくちゃ良いと確信しています。

当たり前ですが、彼らは日本に住んでいる時点で、

  • 最低限、日本社会の空気を知ってる
  • 日本人にとって英語が第二言語だってことも理解してる

だから最初からある程度、加減をして話してくれることが多い。
それに僕の経験上、ALTの人たちって普通の人より好奇心が強くて外交的な人が多いイメージがあります。

結果として、親しみやすいし、英会話練習相手としては本当にちょうどいい。

7.2ALTと出会う方法

ALTに限らず、日本にいるネイティブと知り合う方法はいくつかあります。

  • 市民・町民の英語講座
  • 国際交流員(日本語ペラペラの英語ネイティブ)が開催する言語交換イベント

ここで僕が言いたいのはこれです。

高い教材を買う前に、まず“現実にいるネイティブ”を探した方が早い。

7.4さらに「野生のネイティブ」にもバシバシ出会える

ALT以外にも、以下の方法で“野生のネイティブ”に普通に出会えます。

  • 観光地に行ってみる
  • 外国人が集まるカフェやレストランで声をかける

最近、観光大国として日本が人気になって、その辺に外国人観光客で溢れています。
つまり、チャンスはその辺に転がってる。

で、ここが大事なんですが、「話しかける」って言うとハードル高く感じる人が多いと思います。
でも僕は逆にこう考えてました。

「どうせお互い二度と会わないし、がめつく行ってよくね?」って。

無料で英語を喋れる場所が近所に転がってるなら、使わない方が損です。

結論:日本で英語を伸ばすなら、英会話教材より先に“ネイティブに会いに行く”を入れた方が伸びます。


マインド編

3ヶ月でマスターは無理。

ここで突然、初心者の心を折るようなことを言います。

あなたが超天才でない限り、3ヶ月や1年で英語をマスターするとか絶対無理です。

「英語を○ヶ月でマスター」
みたいなコピーをよく見かけますが、
誇大広告か、“マスターする”の基準が低すぎるかのどっちかです。

僕の周りにはトリリンガルの友達もいます。
彼らは仕事で使えるレベルの第二・第三言語を習得してるけど、みんな何千時間・何年も時間を投下してます。

あるネイティブ友は、3年日本語を勉強し続けています。日本の外務省に勤めてるのに、まだ日本語勉強中だと言っています
(ちなみに彼女は日本語ペラペラです)

さらに、特に突出した5ヶ国語をマスターしたインドネシア人の友達がいます。
日本語で漫才できるし、カナダの有名大学の弁論大会で優勝してるし、アメリカンジョークを即理解して、ポカンとしてる僕に解説できるレベル。

そんな彼ですら、「一言語、絶対3年はかかる。3ヶ月は無理無理」って言います。

じゃあ僕が3ヶ月でできたことは何か。

せいぜい仕事で使える“英語の基礎”
を作っただけ
です。

しかも、ただ頑張ったのではない。

“もしこのまま英語がしゃべれなかったら、カナダで仕事を手に入れることは不可能だ”

というマインドで自分を追い込み、
文字通り死ぬ気で勉強しました。

基本的に毎日8時間以上、Native Campでしゃべり倒しました。
そして空いている時間で
・Netflixで海外ドラマを視聴
・単語も勉強
・シャドーイング
・オフラインでネイティブの友達と遊ぶ
これくらいのことを3カ月間毎日やっていました。

それでも、たった3ヶ月の追い込みでは
ギリ仕事で使えるくらいの英語が身に付いたかな
くらいのレベルでした。

実際僕は小さい頃から英語は好きでした。

英語の基礎がゼロだったわけでは無いのですが
それでも、3ヶ月英会話だけに集中して勉強してもこの程度か。

と、自分がどれだけ言語学習をなめていたか実感させられました。

完璧主義は敵

完璧主義で行くと、会話中にフリーズします。
実際僕もそうでした。

「これってどういう表現使えばいいんだっけ?」
って、辞書アプリを開いて止まる癖がありました。
もしくは自分よりも英語ができる友達にその場で尋ねることも多々ありました。

“絶対単語や表現を言い間違えないで、会話できたほうがいい”

本気でそう思っていました。

ニュージーランドでとあるフランス人の友達に出会うまでは。

彼とは本記事執筆日の3週間前に出会いました。

周りの同僚曰く、2ヶ月前まで英語が全然できなかったらしい。
それでも彼はとにかくしゃべる。
間違えたら笑って「Fu○k」と言い、メモしてすぐに正しい方法で言い直す。

あれを見て確信しました。

多少めちゃくちゃでもとにかくしゃべって間違えまくる人が、結局一番伸びる。

“そっちの第一言語に合わせて話してあげてるんだから、多少めちゃくちゃでも理解してよ”
くらいのスタンスでいった方が、メキメキ伸びるのかなと思いました。

英語は筋トレ。
間違えるのは当たり前。
悔しいのは本気の証拠です。

最後に:
3ヶ月でようやく英会話初級の入口

再三ですが、英語は3ヶ月でマスターできません。 

おそらく、あなたが超天才でもなければ3ヶ月で1つの言語をマスターする事は不可能です。

本当の意味で、すべての時間を英語で学習だけに、注いでも3ヶ月では到底マスターできないと思っていたほうが良いでしょう。

でも3ヶ月あれば、仕事で困らない最低限の基礎は作れます。

実際僕も3ヶ月勉強して、カナダに渡航し、速攻で挫折しました。

それから1週間ほどかけて、ゆっくり現地の人の
スピードに慣れていきました。

1発目はちょっと面食らいましたが、やっぱり基礎ができている分、もう一回聞き返すとしっかり理解できる状況が次第に増えていきました。

僕がやったのはシンプルで、
①とにかく英語を話しまくる
②映像や音声で“野良ネイティブの英語”に
 耳を慣らす
③覚えるのは「今日使うフレーズ」だけ
④覚えたらその日のうちに使う

そして最重要は、ネイティブに会いに行くこと。
ALTでも観光客でもいい。
無料で英語を使える機会があるなら、使わない方が損です。

完璧主義は会話中にあなたを止めます。
多少めちゃくちゃでも前に出た人が、結局一番伸びる。

今日やることは一つだけ。
①とにかく速攻で着手し
②速攻で間違え
③速攻で修正し
④それを繰り返し

てください。

そして、一つ前の生で話したマインドセットは絶対に忘れないでください。
英語を嫌いにならないことが、英語力を伸ばすカギですよ。
人間だから、英会話学習においても絶対浮き沈みがある。
それは当たり前です。
僕も、いまだに英語の調子が良い日悪い日全然あります。
それでも、あなたがあきらめない限り、毎日勉強を積み上げる限り、極々小さい成長でも、確実に昨日の自分を超えることができます。
自分がやるべきことを積み上げて、ゆっくり時間をかけながら遠くまで行きましょう。

それでは、皆さんの英会話学習がはかどることを祈っています。
応援してますよ。

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